写真集に文章をつける
わざわざポートレート写真集にいじめ問題をかかなくても・・・とも思うのですが。この写真集を作り始めたときに感じたことはエロティシズム、つまりは生きることとはなんぞやということまで考えさせられるようなショットが多いということ。
たった一枚から何かを問いかけられるような、時には苦しみをそのまま表現しているショット、時には人を蔑む加害者側の気持ちになるような写真も多く、深い内容の文章をつけた写真集にしたいと考えました。これは写真集でありながらウェブ上のエッセイ集でもあるわけなのです。 |
1年前なら大震災のことをかいていたでしょう。ただ、今はいじめ問題がとてもマスコミで取り上げられ私の周りでも悩んでいる人がいます。だから、この写真集を何かのきっかけで見た人がなんとなく文章も読んでくれたらなと思うわけなのです。そしていじめ問題に対しても少し関心を持っていただけたらなあ・・と。
もちろん写真の解説も付けますけれど(汗)・・・。
このショットはピカサ(Picasa)3.9のヒートマップという編集処理をしています。睨んでいるようにも、問いかけているようにも、泣いているようにも見えます。その時の感情でこの写真のイメージは大きく変わる、そんな気がします。
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