古いアメリカの映画
モノクロだからか、モデルの表情がそう思わせるのかフィルム時代の古いアメリカの映画を思わせるような写真になっています。
デジタル一眼レフを使って撮影していてどうしてこのような写真ができてしまうのか、自分でも不思議ではあるしもしかしたらこれは悪い癖なのかもしれない。でも編集段階でこうしたくなってしまうのです。
万人受けしないとしても自分の癖は自分らしさであるからやっぱりそれは譲れないのです。だからといって私はあーだこーだと解説されるのもあまり好きではないので、こうして自分で解説をつけながら展示をしています。
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そもそも、写真集なのだから写真だけ展示すればよいのでは、という疑問も出てこなくはないのですが普通の写真集ではなくウェブ写真集の場合、写真がプリントされたものよりインパクトが薄くなることは間違いないのです。
だからこそそこにグリッドをつける意味があるし文章をつける意味がある。ウェブ写真集は大量の写真を一つの作品として公開できる一つの手段として有効なので、私はプリントよりもウェブ展示が好きです。1000枚のうち3枚と選ぶのが苦手なのですね。これもあれも、と欲張ってしまうのです。
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