撮影の臨場感
撮影の臨場感が伝わる写真になっていると思います。
モデルはブルーのドレスを着ていますが裸足です。ヒールを履いていましたが途中で邪魔だと投げ捨てていました。表現をするのに必要なものが何かを教えてくれる写真とも言えます。
必要なのはごくシンプル。それをもうわかっているのですね。撮影者との呼吸(撮影)のリズムがあってきているのもわかります。
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この一連の流れの中で、モデルもカメラマンも殆ど言葉は発していません。それが良く伝わる写真です。
モデルが未熟な場合カメラマンは載せることも役割の一つであると考えていますが、モデルが素晴らしいモデルの場合そういったものは本当に不必要で、この場で言葉を発したらいけないような少しピリピリとした空気にもなります。
そこがフォトセッションのポイントで、フォトセッション中のおしゃべりというのはまずありえないことです。それはおしゃべりをしながら楽器演奏するくらいおかしなことだと思います。
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