なにしろモデルの存在感がすごいです。
一番の決め手は目線であると思っています。私はパッチリあけた瞳より、少し伏し目がちだったり半目くらいのショットを好みます。
このショットはモデルの決めポーズのようですが動きの中での1枚で、狙ってこの目線をつくっているわけではありません。ナチュラルな怪しい目線なのです。
そして大胆なポージングとブレの効果でまるで外で踊っているかのような作品に仕上がっています。
贅沢をいうのならば顔にだけしっかりとピントを合わせることをしたほうが良いのかもしれませんが、私はそのように撮ろうという発想はありませんでした。
それこそ誰かが撮った写真になるでしょうから。私とモデルの個性の融合したショットであると確信できる写真です。
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