作品撮りとフォトセッションの違いは、ビジョンが決まっているかどうかではないでしょうか。作品撮りの場合は作品のビジョンがもう決まっていてそれにむけてつくりこんでいくためにポーズの指示やヘアメイクもしっかりしなければいけません。
フォトセッションは、いうならば「出たとこ勝負」の世界です。カメラマンは撮ること、モデルは表現することに集中し、どちらの方向へ転がるかわかりません。エロスなのかクールなのか、ポップなのかダークなのか。表現の切りとり作業ともいえるフォトセッションでは大自然の中か、広いスペースのスタジオが良いのではないかと改めて思いました。モデルも大きく自由に表現できますから。
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