世界の終わり
この写真を見ていると、人間の誕生や死を連想させます。絵でいえば抽象画に近いような作品です。
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この作品は見る人の感情によって感想がだいぶ変わるのではないかなと勝手に考えます。
モデルの表情がまず「こういう表情」と表現できない曖昧な瞬間であること、この写真自体が何が何だかわからないこと。そういうあいまいな作品なため見る側の心理状況、場合によっては今日は「誕生」に見えたものが明日は「死」に見える。
そんな作品ではないかと思います。
今の私には「誕生」に見えますが、誕生と共に終わりが存在することも強く意識します。
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